火傷(ヤケド)の患者さん、増えてます|クリニーク大阪心斎橋

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火傷(ヤケド)の患者さん、増えてます|クリニーク大阪心斎橋

2016.07.28

大阪、心斎橋も暑い日が続いていますね。
みなさん熱中症にはくれぐれも注意してください。
クリニーク大阪心斎橋のスタッフには心斎橋まで来る通勤の前には必ず水分補給するようにいつも言っています。
少し歩くだけでもかなり汗をかきますからね。
 
ところで最近クリニーク大阪心斎橋に来院される最近火傷(ヤケド)の方が増えています。
フライパンを触ってしまったお子さんの火傷(ヤケド)、料理中に脂が飛んでしまった奥様の火傷(ヤケド)、通常火傷(ヤケド)を起こさないような温度のカイロなどを長時間接触させることで生じる火傷(ヤケド)(=低温火傷(ヤケド))など様々です。
実は日焼けも火傷(ヤケド)の1種です。日焼けの場合、太陽による火傷(ヤケド)ということですね。
本当に火傷(ヤケド)多いです。
クリニーク大阪心斎橋では保険診療で火傷(ヤケド)の治療を行っております。
跡(痕)を残さないためにも皮膚科にて火傷(ヤケド) をしっかり治療することをおすすめします。
 
今日は少し火傷(ヤケド)についてお話しますね。
 
 
☆☆火傷(ヤケド)とは?☆☆
火傷(ヤケド)は医学用語では熱傷とよばれます。
熱による皮膚や粘膜、またそれ以下の軟部組織の損傷をいいます。
火傷(ヤケド)では、 出血などは少ないのですが火傷(ヤケド)した場所に直後から赤み(発赤)やむくみ(腫脹)が出ます。
浅い火傷(ヤケド)であれば赤くなるだけなのですが、 深く火傷(ヤケド)するとむくんだり、みずぶくれ(水疱)ができたりします。
より深い火傷(ヤケド)の場合や全身的な火傷(ヤケド)の場合は、その火傷(ヤケド)の部位の治療だけでなく、場合によっては火傷(ヤケド)によるショックを治療するために 点滴などの全身治療が必要となります。
 
 
 
☆☆自宅での火傷(ヤケド) 応急処置☆☆
火傷(ヤケド)をした場合、まずは火傷(ヤケド) した部位を流水で冷やしてください。
熱湯や油などの火傷(ヤケド)でも水道水で衣服の上から冷やします。これは衣服を脱がせる時間があればその間熱の作用が持続して、より深い火傷(ヤケド)になってしまうからです。
冷却する時間は火傷(ヤケド)の程度にもよりますが、30分から1時間くらいが目安です。
充分冷やしたあとは、なるべく早くにクリニーク大阪心斎橋、もしくはお近くの皮膚科で診察を受けてください。
なるべく早く火傷(ヤケド)を治療することがその後の火傷(ヤケド) の傷跡を最小限に抑える秘訣です。
もしすぐに皮膚科を受診できない場合は、市販のステロイド外用薬を塗って頂くことはとても有効です。
 
 
☆☆火傷(ヤケド)の分類と皮膚科での治療☆☆
火傷(ヤケド)はその深さによってⅠ度の火傷(ヤケド)からⅢ度の火傷(ヤケド) にまで分類されます。
 
 
日本熱傷学会 米国 障害組織 外見 症状 治療期間
I 度の火傷(ヤケド) epidermal burn 表皮
(角質層)
紅斑
(血管の拡張・充血)
疼痛、熱感 数日
浅達性 II 度の火傷(ヤケド) superficail dermal burn (SDB) 表皮
(有棘層)
(基底層)
水疱
(血管壁の透過性の亢進、
血漿の血管外への浸出)
強い疼痛
灼熱感
知覚鈍麻
約10日間
深達性 II 度の火傷(ヤケド) deep dermal burn (DDB) 真皮
(乳頭層)
(乳頭下層)
3週間
III 度の火傷(ヤケド) deep burn 真皮全層
皮下組織
壊死
(血管の破戒、血管内の 
血球破壊、血流の途絶)
無痛性 自然治癒なし
瘢痕拘縮
(日本熱傷学会用語委員会編:熱傷の分類と深度、熱傷用語集1996より一部改変)
 
 
I度の火傷(ヤケド) は皮膚の表面だけの一番浅い火傷(ヤケド) で 火傷(ヤケド)をした部位に赤みがある状態のものをいいます。この火傷(ヤケド)は、そのままで様子を見てもいずれ瘢痕をのこすことなく治癒しますが、皮膚科にてステロイド外用薬治療を始めることでより早く痛みをとり、治すことができます。注意すべきは当初I度の火傷(ヤケド)に見えても、その後、Ⅱ度の火傷(ヤケド)に進展することがあることです。その判断は皮膚科の専門医師でないと難しいかもしれません。
Ⅱ度の火傷(ヤケド) は水疱(みずぶくれ)ができる火傷(ヤケド)ですが大きく2つに分類されます。浅いものを浅達性Ⅱ度熱傷と深いものを深達度Ⅲ度熱傷といいます。いずれの場合も急性期にはステロイド外用治療をし、発赤などが収まった場合には皮膚の創傷治療が必要になります。また感染を伴わないように抗生剤の内服治療を併用することも多いです。これらは皮膚科受診をしていただかないとできない治療ですので、Ⅱ度の火傷(ヤケド)が疑われれば、やはりすみやかに皮膚科を受診していただくことをお勧めします。
最後に、皮膚の全層が熱による損傷を受けるⅢ度熱傷です。この場合狭い範囲であればクリニーク大阪心斎橋を含む皮膚科での外来診療にて治療を行うことは可能ですが、広範囲の場合には大きな病院で入院し、植皮術などの外科的治療が必要になる場合が多いです。クリニーク大阪心斎橋を受診していただき、Ⅲ度熱傷と診断し重症の場合には、 専門病院への転院手続きをとらせていただきます。
 
 
以上、まとめてみました。
クリニーク大阪心斎橋では皮膚科専門医師による外来診療を行っております。
またなにかお悩みがござましたら気軽にご相談ください。

 

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