ワキガのにおいの原因とは?対策や手術の方法も紹介

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ワキガのにおいの原因とは?対策や手術の方法も紹介

#ワキガ・多汗症

暑くなると、汗をかくことが多くて脇の臭いが気になる方も多くなります。
そんなワキガの臭いの原因がわかっていて、しっかり対策すれば解消することができます。
今回はワキガが臭う理由やその対処法を解説。またワキガの治療法や手術費用もご紹介します。

ワキガの臭いの原因とは

ワキガ(わきが)とは、汗・皮脂・雑菌の3要素が重なり合って生じる生理現象です。
脇をはじめ人間の皮膚には汗を分泌している汗腺と、脂が出る皮脂腺が存在します。
さらに皮膚の表面には数多くの雑菌があります。

脇から汗が出ている時に雑菌が繫殖していくことで、あの脇の嫌な臭いが発生するようになるのです。
ここではそんなワキガのにおいの元となる汗・皮脂・雑菌の3要素について詳しく解説します。

ワキガの臭いの原因とは
  • 人間の皮膚には汗を出す汗腺が存在し、汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」があります。
    エクリン汗腺は汗を出しても無臭であるため、脇のにおいが気になることはありません。
    それに対してアポクリン汗腺はアンモニアをはじめとするにおいの元となる成分が含まれていることから、脇汗をかくと嫌な臭いがもたらされます。

  • 皮脂

    皮脂を生み出す皮脂腺は、脇などあらゆるところの毛穴にあります。
    皮脂は本来お肌をみずみずしい状態にしたり、雑菌の繁殖を防いだりしてくれます。
    しかし皮脂が皮膚に長く残っていると、常在菌に分解されてワキガの元となってしまうのです。

  • 雑菌

    人間の皮膚にはさまざまな雑菌が存在しているものの、ほとんどは皮膚を保護したり、細菌の繫殖を防いだりと有益です。
    ただ皮膚の汗や皮脂が長時間存在していると雑菌が繫殖して、汗や皮脂を分解し、ワキガとなっていきます。

  • ワキガは遺伝する?

    よくワキガは遺伝によってなりやすくなると言われていますが、実際のところ遺伝もある程度関係しています。
    ワキガの原因の一つであるアポクリン汗腺は優性遺伝によってもたらされ、少なくともどちらかの親がアポクリン汗腺を多く含む体質ですと、子どもも同じような体質になりやすいとされています。
    通常アポクリン汗腺が活発化し始めるのは第二次性徴と言われていて、女性の方がワキガで悩むことが多いです。

ワキガの後天的な原因

ワキガは体質以外にもさまざまな後天的要因で発生します。

ワキガの後天的な原因
  • 食生活

    ワキガを発生させるアポクリン汗腺は動物性たんぱく質によって活性化します。
    最近では日本人の食生活において肉を食べる機会が増えたことから、ワキガのにおいがするという人が増えてきています。

  • ストレス

    現代は労働時間が増えたり、睡眠時間が短くなったりしたことから、ストレスに悩むことが多いです。
    そうしたストレスもアポクリン汗腺を活性化する原因であり、ワキガにつながります。

  • 肥満

    一般的に肥満の人は瘦せている人よりも汗を多くかきます。身体にこもっている熱はすぐに外へと放出されていきます。
    しかし肥満の人の場合は皮下脂肪が身体の熱の放出を妨げることから、余計の多くの汗をかきます。
    身体から流れる汗の量が多いと衣類に汗が映り、雑菌が発生します。この雑菌と汗が組み合わさることにより、ワキガが生じてしまいます。

ワキガの臭いの対策

そんな厄介なワキガですが、さまざまな方法で対策することができます。

ワキガの臭いの対策
  • 脇をきれいな状態にしておく

    最も簡単なワキガの臭い対策は脇をきれいな状態に保つこと。
    雑菌が発生しないためにも、日頃から屋内外で汗をかいた後はシャワーを浴びておきしょう。
    特に夏場は汗をたくさんかくので、複数回浴びる、服が汗で濡れたらすぐに着替えるといった対策もおすすめです。
    もしシャワーを浴びたり、着替えたりする時間がなければ、市販されている制汗スプレーを使って脇をケアしておくといいでしょう。
    ただし脇をケアしようと思って何度も強く脇をこすり洗いするのは逆効果です。肌を強くこすると肌荒れになり、脇のにおいがきつくなることがあります。

  • 規則正しい生活を心掛ける

    前述の通り、肉中心の食生活はワキガを発生させます。
    野菜と魚を中心とした食生活にすることで、アポクリン汗腺の活発化を防ぐことができます。また日常生活では適度に汗をかくことも大切です。
    適度に汗をかくことで毛穴の汚れを流し、ワキガを防ぐことができます。
    運動をして汗を流すのはもちろん、湯船に使って汗をかくとリラックスできるのでおすすめです。

  • 脱毛する

    脇に毛が密集している状態ですと、ワキガの元となる雑菌が繫殖していきます。
    ワキガのにおいが気になる時は脱毛してみましょう。
    ただカミソリやシェーバーを使った脱毛ですと、脇の皮膚を傷つけ、肌荒れにつながりやすくなります。脱毛をするのであればクリニックにて医療脱毛することをおすすめします。

    クリニーク大阪心斎橋では専用のレーザーマシンを使って肌に優しい脱毛をしています。
    一回の脱毛を1回の来院で済ませられる上、あらゆる肌質や毛質に対応しています。
    全身脱毛のコースは77,000円(税込)から受け付けていますので、ワキガが気になる時は脱毛を検討してみるといいでしょう。

ワキガの臭いの治療方法

どうしてもワキガの臭いがキツイという時は、クリニックでの治療がおすすめです。
クリニーク大阪心斎橋では大阪・奈良・和歌山エリアにお住まいの方向けにミラドライをはじめ、ワキガのにおい対策の治療プランを用意しています。
主なワキガの治療方法や費用は以下の通りです。

ワキガの臭いの治療方法
  • ボトックス注射

    ボトックス注射とは、両脇に注射をすることで汗分泌を抑える治療方法です。注射にあたっては麻酔処置を施すため、治療で痛みを伴う心配はありません。
    最近脇汗が少し気になる時におすすめです。
    ボトックス注射の費用は55,000円(税込)からとなっています。

  • ミラドライ

    マイクロ波を汗腺に当てて、アポクリン線の働きを抑える治療方法です。皮膚を切ずに済み、両脇で約1時間と短いので、気軽にワキガ治療を行うことができます。
    手術にあたっては両脇に局所麻酔をきちんと行いますので、不快感や痛みはほとんどありません。
    手術が終わった後にすぐ効果を実感できます。
    記事全体を含めワキガ手術の選択肢は数多くありますが、ベストな手術方法はミラドライです。

    現在お得なモニタープランを用意しておりますので、168,300円(税込)で受けて頂くことができます。
    大阪はもちろん、奈良や和歌山エリアにお住まいの方もミラドライの手術のご相談にお気軽にお越しください。

  • ウルドライ

    アポクリン汗腺やエクリン汗腺に超音波を当てて、脇汗を抑える治療方法です。皮膚の表面に麻酔を効かせた上で手術を行うので、治療に伴う痛みを気にしなくて済みます。
    また超音波によって当てる方法であるため、皮膚を切ることはなく、手術が終わってからも傷跡が残ることはありません。
    ワキガの手術費用は両脇で297,000円(税込)となっています。

  • ビューホット

    脇に高周波を当てて、ワキガと汗の原因であるエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2つの汗腺を破壊する治療方法です。
    施術時間は30分と短く、皮膚を切る必要もありません。
    ビューホットの手術費用は280,000円(税込)となります。

  • 反転剪除手術

    反転剪除手術(はんてんせんじょ)では脇に5cmほどの切開し、皮膚の裏側にあるアポクリン汗腺を取り除きます。
    アポクリン汗腺を直接取り除くので、ワキガの臭いを無くす方法として最も効果的です。ただし皮膚を切らなければならないため、手術の直後は跡が残ってしまうというデメリットがあります。

    ちなみに反転剪除手術を行う場合は健康保険が適用できる場合があります。
    反転剪除手術の費用は327,800円(税込)になります。

まとめ

脇汗をかくことが多い季節に気になるワキガ。ただきちんと対策することで、ワキガの臭いを無くすことができます。

しっかりとワキガの臭いを無くしたい場合はクリニックにて治療していだくことが一番効果的です。
数ある治療方法の中でも、特にミラドライは手術と違って皮膚を切らずに済む上、半永久的にワキガの臭いや脇汗を防ぐことができます。

クリニーク大阪心斎橋では無料カウンセリングを行っています。

大阪・奈良・和歌山エリアにお住まいでミラドライでの治療を考えている方は、一度カウンセリングで相談されることをおすすめします。

2023.4.28

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