保険で当日手術可 粉瘤/脂肪腫の日帰り手術 | クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院
2017.09.01
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院の皮膚科部門では、保険診療を主としており、保険診療による粉瘤・脂肪腫の日帰り手術を行っております。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院では最小の傷跡で粉瘤(アテローマ/アテローム)の摘出ができる病院を目指しています。また炎症性粉瘤もその場で治療をし、無駄な通院を省けるくり抜き法、へそ抜き法を施行しております。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院の粉瘤・脂肪腫手術は、ほぼ全例が低侵襲で傷が目立たちにくい粉瘤のくり抜き法、くり抜き法変法です。ほぼ全例で当日の粉瘤・脂肪腫手術を施行し、手術は基本院長および副院長が責任をもって行います。粉瘤・脂肪腫は今まで紡錘形に切除するのが一般的でした。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院は心斎橋駅・梅田駅より徒歩数分です。
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院の総院長および各院院長が出身・勤務した東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学。そしてその関連病院では、多くの病院で粉瘤の患者様は数多く来院しています。まずは安全第一に、その次に傷跡を可能な限り小さくすること、そして患者様の通院の負担を減らすことを目標に手術を実施しています。その結果、他県からも多くの患者様のご紹介頂き大変喜ばしい限りです。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・名古屋栄院・福岡天神院ではほぼ全て粉瘤・脂肪腫をくり抜き法で行っていますが、通常手術と比較して粉瘤(アテローマ/アテローム)の直径の半分から8割を目標に切除をしております。まずはクリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院に粉瘤・脂肪腫に関してご相談ください。クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院は心斎橋駅・梅田駅より徒歩数分です。
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院
06-6252-2700
●クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院の粉瘤くり抜き法の手順
①局所麻酔後の粉瘤を皮膚の上からしっかりと揉んで柔らかくする
②嚢腫の中心にパンチメスで粉瘤壁を貫通するまで切り込む
③小さいものなら、内容物を揉み出すことで壁も排出
④壁が圧出されない場合はパンチメスによりできた小さな穴から壁を切除
⑤丁寧に皮膚を縫合し粉瘤手術を終了。(縫合しないほうが綺麗な傷が予想されるときは、縫合しない場合もあります)
●クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・名古屋栄院・福岡天神院の粉瘤くり抜き法の工夫
①粉瘤部の局所麻酔の痛みを軽減するために極細針を使用
②必要最低限の局所麻酔を使用し麻酔薬使用のリスク(アレルギー、麻酔中毒等)を軽減
③粉瘤部分の皮膚をパンチメスでくり抜く際に、できる穴がシワ方向に楕円形になるようにし、縫合時にdog earができにくくする
●クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・名古屋栄院・福岡天神院の炎症性粉瘤へのくり抜き法適応への挑戦
経験的にくり抜き法は適応と考えています。メリットとしては、
①再発がほぼない
②切開排膿より痛みの消退、傷の上皮化が早い
③瘢痕が少ない
④無駄な通院が省ける(当日麻酔の上くり抜き法施行、1~2週間後の傷のチェックのみ。)
(ただし、可能な方には術翌日や数日以内での再診にて傷のチェックをおすすめしています。)
また痛みも翌日からほぼ改善します。
●粉瘤についてのQ & A
①粉瘤の原因は?
粉瘤(アテローマ/アテローム)のできる原因は様々で、ウイルス感染によるものや、外傷によるものなど様々ですが、原因が明らかになるものは少数です。粉瘤は皮膚によって袋ができ、内部にアカが溜まることで形成され、どんどん大きくなっていきます。
②粉瘤はどこに発症?
粉瘤は老若男女関係なく、どの場所にも発生する可能性があります。
②粉瘤の症状は?
前述の通り、粉瘤(アテローマ/アテローム)の正体は皮膚の袋に包まれた長年たまったアカです。初期の粉瘤は小さなしこりでニキビと勘違いしがちです。大きくなると30cmを超える人も出てきます。感染感染を起こすと、小さなしこりが炎症のため大きくなり、2-3倍の大きさになります。
③小さいうちに自分でつぶしても良いの?
粉瘤(アテローマ/アテローム)を無理やり自分で潰すことはおすすめできません。細菌感染を併発し、痛みを伴うようになりうるからです。
また、粉瘤の袋が周囲と癒着しやすくなり、綺麗な傷跡になりづらくなるため、出来る限り、
つぶす前に病院で手術されることをお勧めいたします。
④受診後粉瘤・脂肪腫はすぐに取ってもらえますか?
小さな粉瘤、炎症中の粉瘤はククリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院では当日手術をしております。当日手術ご希望の場合は外来の混雑具合でお待たせしまうことをご了承ください。また当日の手術枠、また外来の混雑具合によっては当日できない場合もございます。
⑤粉瘤・脂肪腫手術は痛いですか?
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・名古屋栄院・福岡天神院の粉瘤手術は局所麻酔を行うため、手術中の痛みはありません。局所麻酔を粉瘤周囲に注入する際に少し痛みを伴います。
⑥粉瘤の手術の後、どれくらいの頻度で通院?
可能であれば翌日受診していただければと思います。受診が大変な方は、一週間後の抜糸まで通院の必要はありません。
⑦料金はいくら?
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院では保険適応で粉瘤・脂肪腫手術を行っています。保険診療でも部位、サイズによって値段がかわってきます。
保険が3割負担の患者様
・非露出部(半袖、半ズボンで隠れる位置)
径3cm未満 3,840円
径3~6cm未満 9,690円
径6cm以上 12,480円
・露出部(半袖、半ズボンでも外にでる位置)
径2cm未満 4,980円
径2~4cm未満 11,010円
径4cm以上 13,080円
この料金以外に手術時には採血代や処方箋代等の他、病理検査代が3割負担でかかります。
保険が1割負担の方は上記料金のおおよそ3分の1の料金になります。
(保険請求上のコストは通常2年毎に行われる厚生労働省の診療報酬改定により変動する場合がございます。予めご了承ください。)
18時以降の夜診、日曜祝日の場合には別途公的な診療報酬表に定められた時間外加算・休日加算が追加されます。
⑧粉瘤・脂肪腫手術後、お酒は飲めますか?
基本的に粉瘤手術当日は飲酒を避けてもらっています。粉瘤手術後は出血のリスクがあるからです。
⑨粉瘤・脂肪腫手術後、お風呂に入れますか?
粉瘤手術当日は入浴は控えていただきます。翌日以降はシャワー浴は可能になります。
⑩粉瘤・脂肪腫手術後、運動は出来ますか?
粉瘤手術当日は運動は控えていただきます。術翌日以降は手術部位に過度な負担がかからない限り、小さいものであるなら軽い運動はかまいません。
⑪粉瘤・脂肪腫は再発しますか?
炎症を繰り返す粉瘤は、炎症を繰り返すうちに、粉瘤(アテローマ/アテローム)の病変が周囲に散らばってしまうことがあるため、再発の可能性が高くなります。また外傷性粉瘤といって、手術痕から粉瘤が新たに発生することもあります。いずれの場合も粉瘤が小さいうちに再手術をすれば、傷跡は目立ちません。
⑫粉瘤手術の跡は残りますか?
傷跡が残らない粉瘤手術の方法は残念ながらありませんが、クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院では最小の傷跡で粉瘤(アテローマ/アテローム)の摘出ができる病院をモットーに様々な粉瘤治療を提案しております。
⑬粉瘤・脂肪腫の手術ができない部位はありますか?
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院では頭から足の先まで皮膚表面にできる粉瘤の手術は基本全ての場所の治療を行っております。ただし、部位や症状によってできない場合もあります。
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・名古屋栄院・福岡天神院・沖縄那覇院・京都院・西宮北口院ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。まずはクリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院に粉瘤に関してご相談ください。
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院
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さらに粉瘤(アテローマ/アテローム)について詳しく載っている日本皮膚科学会の粉瘤(アテローマ/アテローム)の説明を以下に転載致します(一部改変)。(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa17/より抜粋)
アテローム(粉瘤)
アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、実は粉瘤は本当の脂肪の塊ではありません。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。ですから、本当に脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫と粉瘤は全く異なるものです。粉瘤は皮膚腫瘍としてわれわれ皮膚科医が最も診察する機会の多いものです。粉瘤は良性の腫瘍ですが、ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがありますし、粉瘤とは似て非なる腫瘍もたくさんありますので、このQ&Aを読んでアテロームについての正しい知識を身につけて下さい。しかし、皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。皮膚科専門医の粉瘤の診察を受けていない方は、是非専門医に診断、治療について相談してみて下さい。
Q1粉瘤とはどんなものですか?
アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマとも呼ばれます)とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称が粉瘤です。粉瘤はたまった角質や皮脂は袋の外には出られず、どんどんたまっていきますので、時間とともに少しずつ大きくなっていきます。粉瘤は身体のどこにでもできますが、顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。粉瘤はやや盛り上がった数mmから数cmの半球状のしこり(腫瘍)で、しばしば中央に黒点状の開口部があり、強く圧迫すると、臭くてドロドロしたネリ状の物質が出てくることがあります。
Q2粉瘤にはどんな種類がありますか?
ほとんどの粉瘤は、医学的な腫瘍の種類でいうと表皮嚢腫と呼ばれるもので、毛穴の上方部分(毛漏斗部)の皮膚がめくりかえって皮膚の下に袋状構造物ができたものです。つまり、粉瘤の袋の部分は表面の皮膚(表皮)と同じ構造をしています。そのほか、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫というものも粉瘤の一種です。外毛根鞘性嚢腫は頭部に生じることが多く、表皮嚢腫よりややかたく触れることが多いようです。多発性毛包嚢腫は、文字どおり腕や首、わきにたくさんでき、内容物はマヨネーズのような黄色いドロッとした物質で臭いはありません。
Q3粉瘤と脂肪腫とは違うのですか?悪性化することはないのですか?
脂肪腫とは皮膚の下に脂肪細胞が増殖してできた本当の脂肪の塊で、粉瘤とは全く異なるものです。脂肪腫より粉瘤の方がよくみられるので、いわゆる“しぼうのかたまり”というと、正しく表現すれば“皮膚から出るあぶらのかたまり”であるアテロームのほうを指してしまうことがあるようです。粉瘤もどちらも、悪性化することはほとんどありません。しかし、ごくまれに粉瘤が癌化したという報告があります。粉瘤の癌化は中高年齢層の男性のおしりの部分に生じたものに多いといわれています。
Q4粉瘤は化膿することがあると聞きましたが?
粉瘤は中央の皮膚開口部より細菌が侵入して化膿することがあります。これを炎症(化膿)性粉瘤と呼びます。粉瘤の患部は赤く腫れ上がり、痛みを伴います。軽い炎症なら抗生物質を内服すれば炎症はおさまります。しかし、ひどく化膿すると皮膚の下の袋状構造物は破壊され、膿みがたまった状態(膿瘍)になります。この場合、抗生物質を内服しただけでは効果が少なく、粉瘤の表面を少し切開して膿みをだしたほうがよいことがあります。いずれにせよ、アテロームに炎症をともなう場合は、あとに述べる外科的手術をすぐに行うことはできません。
Q5粉瘤は毛のない足の裏や手のひらにもできますか?
表皮嚢腫は毛穴の上方部分の皮膚がめくり込んで発生すると説明しましたが、毛のない足の裏や手のひらにも表皮嚢腫ができることがあります。これは外傷性表皮嚢腫と呼ばれ、皮膚の一部が小さな傷により皮膚の下にめくり込んでできるといわれています。このタイプの表皮嚢腫の発生にはイボウイルスが関与していることがわかっています。足の裏の表皮嚢腫はつねに自分の体重で皮膚の内側へ押し付けられているので、ほかの部位にできた粉瘤と異なり皮膚の外側に盛り上がってくることはありません。そのため皮膚の下のしこりとして触れることが多く、タコやウオノメと勘違いされていることがあります。
Q6粉瘤はひとつしかできないのですか?それともたくさんできることがありますか?
表皮嚢腫の場合、多くは1個から数個までですが、ときに多発することがあります。多発性毛包嚢腫はわきのした、胸、首、背中、腕に数個からときに20~30個できることがあります。また、中高年の男性の陰嚢にあずきの大きさぐらいの粉瘤が無数にできることがあります。これは多発性陰嚢粉瘤症といい、白く石灰化しやすいといわれています。
Q7 よく似た皮膚腫瘍で注意したほうがよいものはありますか?
1.皮様嚢腫
生まれつき存在し、まゆげから上まぶたの部分と頭によくできます。アテロームと比べると、柔らかくぶよぶよしています。アテロームよりも皮膚の深いところに存在し、骨に癒着していることが多いので手術はアテロームほど簡単ではありません。
2.側頸嚢腫、正中頸嚢腫、耳前瘻孔
側頸嚢腫は首の横側にでき、頚動脈の近くまで深くはいりこんでいます。正中頸嚢腫は首の中央ののど部分にでき、舌骨というのどの骨に癒着しています。耳前瘻孔は耳の前上方に小さい穴があいており、耳の軟骨まで続く袋状の空洞ができています(資料16)。どれも生まれつき存在します。
3.外歯瘻
ひどい虫歯や歯周病の部分にたまった膿みが皮膚を通して排出される病気です。下あごによくできます。歯の治療をさきにしっかり行えば、皮膚の病変もよくなります。
4.毛巣洞
おしりの割れめに小さな穴があいており、中に毛がはいっています。太って、毛深い男性によくできます。
5.石灰化上皮腫(毛母腫)
小児、若年者の顔、首、腕によくできる良性腫瘍です。大きさはアテロームと同じぐらいですが、アテロームより硬く、表面が少しゴツゴツしています。
Q8粉瘤の治療はどうしますか?
強い炎症を伴う場合はすみやかに粉瘤に対して切開(表面の皮膚を少し切ること)して、膿みを外に出しますが、特に赤みや痛みを伴わない場合は、外科的切除手術(メスを使ってアテロームを表面の皮膚ごと切り取って縫ってしまう)をすることになります。巨大な粉瘤でなければ、局所麻酔の日帰り手術が可能です。また、粉瘤のへそ抜き法(くり抜き法)という簡単な手術法もあります。手術というと、女性ならずとも手術後の傷あとが気になるところです。粉瘤の手術では、表面皮膚の切開は最小限にして、皮膚の下の粉瘤のみを摘出することも可能ですので、皮膚の傷あとは小さく目立たなくすることができます。ただし、あくまでも粉瘤は良性腫瘍ですので、切除するか、しないかは御本人の自由意志です。しかし、放っておくと、炎症を起こしたり、非常に大きくなったりするものもあるので、粉瘤はある程度以上の大きさになったものは切除したほうがよいでしょう。
Q9 粉瘤へそ抜き法(くり抜き法)について詳しく教えて下さい。
局所麻酔をして、表面の皮膚開口部の部分にディスポーザブルパンチという直径4mmほどの円筒状のメスを刺し込み、表面の皮膚とともに袋状構造物の一部をくり抜く方法です。くり抜いた後、内容物をもみだしながら袋そのものもできるだけかきだします。傷の部分は縫いませんので、完全に傷がふさがるには約2~3週間かかります。最終的には傷跡はにきび痕程度のへこみになります。切除手術に比べると施術時間が短いという長所がありますが、完治までの日数は長くなります。また、足の裏の表皮嚢腫や内容物が完全に固形化しているものには不適です。
Q10眼のまわりに白いぶつぶつができて、これも“しぼうのかたまり”の一種だといわれました。これは何ですか?
それは稗粒腫(はいりゅうしゅ)です。うぶ毛の毛穴の皮膚からできたもので、表皮嚢腫の小さなものと考えられています。主に眼のまわりに直径1~2mmの白くてかたい丘疹(ブツブツ)が多発します。乳児にできたものは自然に消えることがあります。成人の稗粒腫は自然にとれることはありませんが、表面に注射針で小さな穴をあけ、内容物を押し出せばきれいにとれます。この稗粒腫はやけどや少し深めの擦り傷がなおったあとにもできることがあります。
クリニーク大阪心斎橋ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。まずはクリニーク大阪心斎橋に粉瘤に関してご相談ください。
クリニーク大阪心斎橋・大阪梅田院・神戸三宮院・京都院・西宮北口院
06-6252-2700
クリニーク大阪心斎橋の皮膚科部門では、保険診療を主としており、保険診療による粉瘤の日帰り手術を行っております。クリニーク大阪心斎橋では最小の傷跡で粉瘤(アテローマ/アテローム)の摘出ができる病院を目指しています。また炎症性粉瘤もその場で治療をし、無駄な通院を省けるくり抜き法、へそ抜き法を施行しております。クリニーク大阪心斎橋の粉瘤手術は、ほぼ全例が低侵襲で傷が目立たちにくい粉瘤のくり抜き法、くり抜き法変法です。ほぼ全例で当日の粉瘤手術を施行し、手術は基本院長および副院長が責任をもって行います。日帰り粉瘤は今まで紡錘形に切除するのが一般的でした。クリニーク大阪心斎橋ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。院長および副院長が出身・勤務した東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学。そしてその関連病院では、多くの病院で粉瘤の患者様は数多く来院しています。まずは安全第一に、その次に傷跡を可能な限り小さくすること、そして患者様の通院の負担を減らすことを目標に手術を実施しています。その結果、他県からも多くの患者様のご紹介頂き大変喜ばしい限りです。当院ではほぼ全て粉瘤をくり抜き法で行っていますが、通常手術と比較して粉瘤(アテローマ/アテローム)の直径の半分から8割を目標に切除をしております。まずはクリニーク大阪心斎橋に粉瘤に関してご相談ください。クリニーク大阪心斎橋 06-6252-2700●クリニーク大阪心斎橋の粉瘤くり抜き法の手順粉瘤手順①日帰り局所麻酔後の粉瘤を皮膚の上からしっかりと揉んで柔らかくす②嚢腫の中心にパンチメスで粉瘤壁を貫通するまで切り込むクリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺③小さいものなら、内容物を揉み出すことで壁も排出④壁が圧出されない場合はパンチメスによりできた小さな穴から壁を切除⑤丁寧に皮膚を縫合し粉瘤手術を終了。(縫合しないほうが綺麗な傷が予想されるときは、縫合しない場合もあります)●クリニーク大阪心斎橋の粉瘤くり抜き法の工夫①粉瘤部の局所麻酔の痛みを軽減するために極細針を使用②必要最低限の日帰り局所麻酔を使用し麻酔薬使用のリスク(アレルギー、麻酔中毒等)を軽減③粉瘤部分の皮膚をパンチメスでくり抜く際に、できる穴がシワ方向に楕円形になるようにし、縫合時にdog earができにくくする●クリニーク大阪心斎橋の炎症性粉瘤へのくり抜き法適応へ経験的にくり抜き法は適応と考えています。メリットとしては、①再発がほぼない②切開排膿より痛みの消退、傷の上皮化が早い③瘢痕が少ない④無駄な通院が省ける(当日麻酔の上くり抜き法施行、1~2週間後の傷のチェックのみ)また痛みも翌日からほぼ改善します。●粉瘤についてのQ & A①粉瘤の原因は?粉瘤(アテローマ/アテローム)のできる原因は様々で、ウイルス感染によるものや、外傷によるものなど様々ですが、原因が明らかになるものは少数です。粉瘤は皮膚によって袋ができ、内部にアカが溜まることで形成され、どんどん大きくなっていきます。②粉瘤はどこに発症?粉瘤は老若男女関係なく、どの場所にも発生する可能性があります。②粉瘤の症状は?前述の通り、粉瘤(アテローマ/アテローム)の正体は皮膚の袋に包まれた長年たまったアカです。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺初期の粉瘤は小さなしこりでニキビと勘違いしがちです。大きくなると30cmを超える人も出てきます。感染感染を起こすと、小さなしこりが炎症のため大きくなり、2-3倍の大きさになります.③小さいうちに自分でつぶしても良いの?粉瘤(アテローマ/アテローム)を無理やり自分で潰すことはおすすめできません。細菌感染を併発し、痛みを伴うようになりうるからです。また、粉瘤の袋が周囲と癒着しやすくなり、綺麗な傷跡になりづらくなるため、出来る限り、つぶす前に病院で手術されることをお勧めいたします.④受診後粉瘤はすぐに取ってもらえますか?小さな粉瘤、炎症中の粉瘤はクリニーク大阪心斎橋では当日手術をしております。当日手術ご希望の場合は外来の混雑具合でお待たせしまうことをご了承ください。また当日の手術枠、また外来の混雑具合によっては当日できない場合もございます。⑤粉瘤手術は痛いですか?クリニーク大阪心斎橋の粉瘤手術は局所麻酔を行うため、手術中の痛みはありません。局所麻酔を粉瘤周囲に注入する際に少し痛みを伴います。⑥粉瘤の手術の後、どれくらいの頻度で通院?可能であれば翌日受診していただければと思います。受診が大変な方は、一週間後の抜糸まで通院の必要はありません。⑦料金はいくら?基本的にクリニーク大阪心斎橋では保険適応で粉瘤手術を行っています。保険診療でも部位、サイズによって値段がかわってきます。この料金以外に手術時には採血代や処方箋代の他、病理検査代が3000円程度かかります。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺保険が1割負担の方は上記料金のおおよそ3分の1の料金になります⑧粉瘤手術後、お酒は飲めますか?基本的に粉瘤手術当日は飲酒を避けてもらっています。粉瘤手術後は出血のリスクがあるからです。⑨粉瘤手術後、お風呂に入れますか?粉瘤手術当日は入浴は控えていただきます。翌日以降はシャワー浴は可能になります。⑩粉瘤手術後、運動は出来ますか?粉瘤手術当日は運動は控えていただきます。術翌日以降は手術部位に過度な負担がかからない限り、小さいものであるなら軽い運動はかまいません。⑪粉瘤は再発しますか?炎症を繰り返す粉瘤は、炎症を繰り返すうちに、粉瘤(アテローマ/アテローム)の病変が周囲に散らばってしまうことがあるため、再発の可能性が高くなります。また外傷性粉瘤といって、手術痕から粉瘤が新たに発生することもあります。いずれの場合も粉瘤が小さいうちに再手術をすれば、傷跡は目立ちません.⑫粉瘤手術の跡は残りますか?傷跡が残らない粉瘤手術の方法は残念ながらありませんが、クリニーク大阪心斎橋では最小の傷跡で粉瘤(アテローマ/アテローム)の摘出ができる病院をモットーに様々な粉瘤治療を提案しております。⑬粉瘤の手術ができない部位はありますか?クリニーク大阪心斎橋では頭から足の先まで皮膚表面にできる粉瘤の手術は基本全ての場所の治療を行っております。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺ただし、部位や症状によってできない場合もあります。クリニーク大阪心斎橋ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。まずはクリニーク大阪心斎橋に粉瘤に関してご相談ください。クリニーク大阪心斎橋 06-6252-2700さらに粉瘤(アテローマ/アテローム)について詳しく載っている日本皮膚科学会の粉瘤(アテローマ/アテローム)の説明を以下に転載致します(一部改変)。アテローム(粉瘤)アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、実は粉瘤は本当の脂肪の塊ではありません。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。ですから、本当に脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫と粉瘤は全く異なるものです。粉瘤は皮膚腫瘍としてわれわれ皮膚科医が最も診察する機会の多いものです。粉瘤は良性の腫瘍ですが、ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがありますし、粉瘤とは似て非なる腫瘍もたくさんありますので、このQ&Aを読んでアテロームについての正しい知識を身につけて下さい。しかし、皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。皮膚科専門医の粉瘤の診察を受けていない方は、是非専門医に診断、治療について相談してみて下さい.Q1粉瘤とはどんなものですか?アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマとも呼ばれます)とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称が粉瘤です。粉瘤はたまった角質や皮脂は袋の外には出られず、どんどんたまっていきますので、時間とともに少しずつ大きくなっていきます。粉瘤は身体のどこにでもできますが、顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺粉瘤はやや盛り上がった数mmから数cmの半球状のしこり(腫瘍)で、しばしば中央に黒点状の開口部があり、強く圧迫すると、臭くてドロドロしたネリ状の物質が出てくることがあります。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺Q2粉瘤にはどんな種類がありますか?ほとんどの粉瘤は、医学的な腫瘍の種類でいうと表皮嚢腫と呼ばれるもので、毛穴の上方部分(毛漏斗部)の皮膚がめくりかえって皮膚の下に袋状構造物ができたものです。つまり、粉瘤の袋の部分は表面の皮膚(表皮)と同じ構造をしています。そのほか、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫というものも粉瘤の一種です。外毛根鞘性嚢腫は頭部に生じることが多く、表皮嚢腫よりややかたく触れることが多いようです。多発性毛包嚢腫は、文字どおり腕や首、わきにたくさんでき、内容物はマヨネーズのような黄色いドロッとした物質で臭いはありません。Q3粉瘤と脂肪腫とは違うのですか?悪性化することはないのですか?脂肪腫とは皮膚の下に脂肪細胞が増殖してできた本当の脂肪の塊で、粉瘤とは全く異なるものです。脂肪腫より粉瘤の方がよくみられるので、いわゆる“しぼうのかたまり”というと、正しく表現すれば“皮膚から出るあぶらのかたまり”であるアテロームのほうを指してしまうことがあるようです。粉瘤もどちらも、悪性化することはほとんどありません。しかし、ごくまれに粉瘤が癌化したという報告があります。粉瘤の癌化は中高年齢層の男性のおしりの部分に生じたものに多いといわれています。Q4粉瘤は化膿することがあると聞きましたが?粉瘤は中央の皮膚開口部より細菌が侵入して化膿することがあります。これを炎症(化膿)性粉瘤と呼びます。粉瘤の患部は赤く腫れ上がり、痛みを伴います。軽い炎症なら抗生物質を内服すれば炎症はおさまります。しかし、ひどく化膿すると皮膚の下の袋状構造物は破壊され、膿みがたまった状態(膿瘍)になります。この場合、抗生物質を内服しただけでは効果が少なく、粉瘤の表面を少し切開して膿みをだしたほうがよいことがあります。いずれにせよ、アテロームに炎症をともなう場合は、あとに述べる外科的手術をすぐに行うことはできません。Q5粉瘤は毛のない足の裏や手のひらにもできますか?表皮嚢腫は毛穴の上方部分の皮膚がめくり込んで発生すると説明しましたが、毛のない足の裏や手のひらにも表皮嚢腫ができることがあります。これは外傷性表皮嚢腫と呼ばれ、皮膚の一部が小さな傷により皮膚の下にめくり込んでできるといわれています。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺このタイプの表皮嚢腫の発生にはイボウイルスが関与していることがわかっています。足の裏の表皮嚢腫はつねに自分の体重で皮膚の内側へ押し付けられているので、ほかの部位にできた粉瘤と異なり皮膚の外側に盛り上がってくることはありません。そのため皮膚の下のしこりとして触れることが多く、タコやウオノメと勘違いされていることがあります。Q6粉瘤はひとつしかできないのですか?それともたくさんできることがありますか?表皮嚢腫の場合、多くは1個から数個までですが、ときに多発することがあります。多発性毛包嚢腫はわきのした、胸、首、背中、腕に数個からときに20~30個できることがあります。また、中高年の男性の陰嚢にあずきの大きさぐらいの粉瘤が無数にできることがあります。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺これは多発性陰嚢粉瘤症といい、白く石灰化しやすいといわれています。Q7 よく似た皮腫瘍で注意したほうがよいものはありますか?1.皮様嚢腫生まれつき存在し、まゆげから上まぶたの部分と頭によくできます。アテロームと比べると、柔らかくぶよぶよしています。アテロームよりも皮膚の深いところに存在し、骨に癒着していることが多いので手術はアテロームほど簡単ではありません。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺2.側頸嚢腫、正中頸嚢腫、耳前瘻孔側頸嚢腫は首の横側にでき、頚動脈の近くまで深くはいりこんでいます。正中頸嚢腫は首の中央ののど部分にでき、舌骨というのどの骨に癒着しています。耳前瘻孔は耳の前上方に小さい穴があいており、耳の軟骨まで続く袋状の空洞ができています(資料16)。どれも生まれつき存在します。3.外歯瘻ひどい虫歯や歯周病の部分にたまった膿みが皮膚を通して排出される病気です。下あごによくできます。歯の治療をさきにしっかり行えば、皮膚の病変もよくなります。4.毛巣洞おしりの割れめに小さな穴があいており、中に毛がはいっています。太って、毛深い男性によくできます。5.石灰化上皮腫(毛母)小児、若年者の顔、首、腕によくできる良性腫瘍です。大きさはアテロームと同じぐらいですが、アテロームより硬く、表面が少しゴツゴツしています。Q8粉瘤の治療はどうしますか?強い炎症を伴う場合はすみやかに粉瘤に対して切開(表面の皮膚を少し切ること)して、膿みを外に出しますが、特に赤みや痛みを伴わない場合は、外科的切除手術(メスを使ってアテロームを表面の皮膚ごと切り取って縫ってしまう)をすることになります。巨大な粉瘤でなければ、局所麻酔の日帰り手術が可能です。クリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺また、粉瘤のへそ抜き法(くり抜き法)という簡単な手術法もあります。手術というと、女性ならずとも手術後の傷あとが気になるところです。粉瘤の手術では、表面皮膚の切開は最小限にして、皮膚の下の粉瘤のみを摘出することも可能ですので、皮膚の傷あとは小さく目立たなくすることができますクリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺。ただし、あくまでも粉瘤は良性腫瘍ですので、切除するか、しないかは御本人の自由意志ですクリニーク大阪心斎橋なんば難波梅田京橋天王寺。しかし、放っておくと、炎症を起こしたり、非常に大きくなったりするものもあるので、粉瘤はある程度以上の大きさになったものは切除したほうがよいでしょう。Q9 粉瘤へそ抜き法(くり抜き法)について詳しく教えて下さい。局所麻酔をして、表面の皮膚開口部の部分にディスポーザブルパンチという直径4mmほどの円筒状のメスを刺し込み、表面の皮膚とともに袋状構造物の一部をくり抜く方法です。くり抜いた後、内容物をもみだしながら袋そのものもできるだけかきだします。傷の部分は縫いませんので、完全に傷がふさがるには約2~3週間かかります。最終的には傷跡はにきび痕程度のへこみになります。切除手術に比べると施術時間が短いという長所がありますが、完治までの日数は長くなります。また、足の裏の表皮嚢腫や内容物が完全に固形化しているものには不適です。Q10眼のまわりに白いぶつぶつができて、これも“しぼうのかたまり”の一種だといわれました。これは何ですか?それは稗粒腫(はいりゅうしゅ)です。うぶ毛の毛穴の皮膚からできたもので、表皮嚢腫の小さなものと考えられています。主に眼のまわりに直径1~2mmの白くてかたい丘疹(ブツブツ)が多発します。乳児にできたものは自然に消えることがあります。成人の稗粒腫は自然にとれることはありませんが、表面に注射針で小さな穴をあけ、内容物を押し出せばきれいにとれます。この稗粒腫はやけどや少し深めの擦り傷がなおったあとにもできることがあります。クリニーク大阪心斎橋ではできる限り傷跡が目立たないように治療するように心がけており、可能な限り「くり抜き法」を用いた小切開による粉瘤(アテローマ/アテローム)治療をしています。そして保険で当日手術可能です。21時まで夜診もやっています。まずはクリニーク大阪心斎橋に粉瘤に関してご相談ください。クリニーク大阪心斎橋 06-6252-2700